【監修】肩こりを治せば見た目が変わる?つらい肩こりの原因と解消法を一挙解説!

「肩こりが続くと見た目が変わるの?」
「肩こりの解消法を知りたい。」
つらい肩こりにお悩みの方は、このような疑問を浮かべるのではないでしょうか。肩こりを放置していると、身体の筋肉のバランスが崩れ、見た目に変化があらわれます。症状を悪化させないためにも、早めに対策をとることが必要です。

今回は、つらい肩こりの原因と解消法について解説します。肩こりと見た目の関係についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.肩こりが続くと見た目が変わる

肩こりが続くと、筋肉に左右差が出たり、特定の筋肉が発達したりして、見た目に変化があらわれます。はじめに、肩こりが続くとどのように見た目が変わるのか解説します。

1-1.僧帽筋が発達して見た目がたくましくなる

肩こりは、肩回りの筋肉が緊張し、血行が悪くなることで発症します。さらにひどくなると、僧帽筋が発達して見た目がたくましくなることがあります。これは、僧帽筋が肩の動きを支え、首を保護する役割を果たしている為です。

長時間のデスクワークや読書などで、同じ姿勢を続けていると、僧帽筋が常に緊張状態になり、時間とともに筋肉が発達してしまいます。その結果肩が広がり、見た目に変化が現れるのです。

僧帽筋を過度に発達させないためにも、長時間同じ姿勢でいることを避け、必要に応じて休憩をとったり、適度にストレッチを行ったりすることが大切です。

1-2.筋肉の左右差が大きくなる

肩こりがが続くと、筋肉の左右差が大きくなることがあります。これは、一方の肩に過度な負荷がかかった場合に、片側の筋肉だけが発達してしまうことで起こる症状です。

例えば、片方の肩だけにカバンをかけ続けると、筋肉の左右差が大きくなります。筋肉の左右差が大きくなると、体のバランスが崩れ、見た目にも影響がでます。

片方の肩だけに過度な負担をかけることは、身体の傾きや歪みの原因となりますので、筋肉の左右差が大きくならないように、日頃から心掛けることが大切です。

1-3.肩こりがひどくなると太りやすくなる

肩こりがひどくなると、血行が悪くなり、脂肪を燃焼しにくい体質になります。そのため、肩こりは太る原因となるのです。加えて肩こりによる不快感がストレスとなり、食欲が増してしまう場合もあります。これらの要素が組み合わさると、さらなる体重増加に繋がる可能性があります。

肩こりによって、運動不足にならないためにも、適度に肩周りを動かして、血行を良くすることが肩こりを悪化させないための重要なポイントです。加えて、バランスの取れた健康的な食事を心掛けることで、過度な体重増加を防げるでしょう。

1-4.肩こりが続くと猫背や巻き肩になる

肩こりが続くと、猫背や巻き肩になることがあります。これは、肩こりによる筋肉の緊張が体のバランスを崩して、姿勢に影響がでることで起こります。

長時間同じ姿勢でいることで、首や肩にかかる負担が大きくなり、筋肉を硬くします。その結果、肩が前に巻き込まれ、背中が丸くなることで、猫背や巻き肩になるのです。

猫背や巻き肩は、背中や肩の痛みを引き起こし、呼吸や消化など、身体の機能に影響を及ぼす可能性があるため、早めに対処することが重要です。

2.肩こりの原因とは

肩こりの原因はいくつかあります。原因を特定して、早めに対処することで、肩こりの悪化を防げるでしょう。ここからは、肩こりの原因について解説します。

2-1.姿勢が悪い

肩こりの原因の一つに姿勢の悪さが挙げられます。姿勢が悪いと、筋肉のバランスが崩れ、首や肩回りの筋肉に負荷がかかります。そのため、筋肉が緊張し、血行が悪くなることで、肩こりを発症するのです。

例えば、スマートフォンを使用したときに、首が前に突き出た「ストレートネック」という状態になるときがあります。この状態は、首に大きな負担がかかり、肩こりだけでなく、悪化すると手のしびれや吐き気を引き起こす可能性があります。

そのため、スマートフォンを長く使用する場合は、姿勢が悪くならないように、気を配る必要があります。

2-2.筋肉量が不足している

筋肉量が不足していることも肩こりに繋がります。筋肉量が不足すると、首や肩回りの筋肉が適切に機能しないため、不必要な負荷がかかってしまうためです。筋肉量を低下させないためにも、適度な運動を行い、筋肉を強化することが大切です。

また、たんぱく質を積極的に摂ることで、筋肉の成長をサポートできます。適切な運動と食事を心掛けることで、肩こりの悪化を防ぐことができるでしょう。

2-3.過度なストレス

過度にストレスを抱えると、肩こりを発症することがあります。これは、ストレスにより、交感神経が優位になり、血管が収縮し血流が悪化するためです。これにより、首や肩回りの血流が悪くなり、肩こりを引き起こします。ストレスをため込まないためにも、深呼吸や瞑想などを生活に取り入れ、心と身体をリラックスする時間を設けることが大切です。

また、十分な睡眠をとることでストレスを軽減できる可能性があります。疲れを感じたら、休息をとるなどして身体を労わることで、ストレスによる肩こりを予防できるでしょう。

2-4.更年期障害

肩こりの原因として、更年期障害が挙げられます。更年期に女性ホルモンが減少することで、血流を良くする働きがある「エストロゲン」の分泌量が減ります。これにより、筋肉の緊張や血行不良を引き起こすのです。

加えて、女性ホルモンが減少すると、合わせてコラーゲンも減少します。コラーゲンは、関節を動かすのに必要不可欠な成分であることから、コラーゲンが不足すると、肩周辺の関節の動きが悪くなり、肩こりの要因になります。自律神経のバランス状態を整えることで、症状を改善できる可能性があります。

3.肩こりを治して見た目をスッキリ!肩こり解消法

 

肩こりの症状を軽減して、見た目をスッキリさせましょう。
ここからは、肩こりの解消法について解説します。

3-1.ストレッチをする

肩こりの症状を軽減するには、ストレッチが効果的です。適度なストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、血流を良くする効果が期待できます。肩こりは首や肩回りの筋肉が凝り固まっていることが多いため、これらの筋肉を中心にストレッチすることをおすすめします。

首を左右に傾けたり前後に回したりするのも効果的です。両手を組んで、前や上に伸ばすことで、肩回りの筋肉も伸ばすことができます。深い呼吸を心がけ、ゆっくりとした動作で行うことで、よりストレッチの効果を感じやすくなるでしょう。

3-2.適度に運動をする

肩こり解消法の一つとして、適度な運動が挙げられます。適度な運動を行うことで、筋肉が柔軟になり、血行を改善できる可能性が高まります。肩こりを解消するには、無理のない強度で運動をすることが大切です。

ウォーキングやヨガなど、強度が高くなく、全身の筋肉の柔軟性を高めるような運動がおすすめです。無理にきつい運動をしてしまうと、筋肉を傷つけ、痛みを生じる可能性があります。怪我を予防するためにも、無理な運動は避け、自身のレベルに合った運動をするようにしましょう。

3-3.湯舟につかる

温かいお湯につかることで、筋肉がリラックスし、血流を良くする効果が期待できます。一日の終わりに湯舟につかることで、日中に溜まった筋肉の緊張や疲労を和らげることもできるでしょう。

肩こり解消に効果的な湯舟の温度は、体温よりもやや高い約40℃が適しています。湯舟に浸かる際には、身体に負担をかけないよう、長時間浸かることは避けましょう。また、体内から水分が失われるため、入浴後は適度な水分補給を行いましょう。

3-4.ストレスを解消する

肩こりの症状を軽減するには、ストレスを解消することも大切です。ストレスは筋肉に緊張を引き起こすことで、肩こりに影響を与えます。ストレスを溜め込まないためにも、趣味や休息の時間をとると良いでしょう。

また、ストレスと睡眠は密接に関連していることから、睡眠の質を改善できれば、ストレスを軽減できる可能性が高まります。そのため、寝具を見直す、寝室の環境を改善するなどして、睡眠の質を高められるような対策をとることが、肩こりを悪化させないための重要なポイントです。

3-5.マッサージをして血流を良くする

筋肉が凝り固まって血流が悪くなっている場合は、マッサージをして血行を促してあげましょう。首や肩回りを指の腹でゆっくりと円を描くように優しくマッサージをすることで、筋肉の緊張を和らげられる効果が期待できます。

他にも、指圧マッサージやもみほぐしマッサージが効果的です。ただし、無理な力を加えてしまうと、痛みが出てしまう可能性があります。そのため、痛みが出る場合は、自己流のマッサージは避け、専門家に相談することをおすすめします。

4.つらい肩こりにお悩みならRecovery Sleepの寝具を使おう

つらい肩こりにお悩みの方へ、Recovery Sleepの敷きパッドをご紹介します。この敷きパッドは、繊維に混ぜ込まれた鉱石が人体からの体熱を赤外線として輻射し、身体全体に温熱効果をもたらします。

使用しているベットパットに取りつけるだけなので、手間なく使用できるのも魅力の一つです。100%綿製で肌触りが良く、一年を通じて快適にご使用いただけます。

さらに、洗濯機での丸洗いが可能なため、日々のお手入れも簡単で、清潔な状態を保つことができます。つらい肩こりにお悩みの方は、Recovery Sleepの敷きパッドを検討してみてはいかがでしょうか。

Recovery Sleep 敷きパッド

まとめ

今回は肩こりの原因と解消法について解説しました。肩こりが続くと、筋肉のバランスが崩れたり、太りやすくなったりすることで、見た目に変化があらわれます。そのような事態を防ぐためにも、早めに対策をとり、肩こりを解消することが大切です。

つらい肩こりを解消するには、適度な運動やストレッチ、マッサージなどが効果的です。肩回りの血流を改善するために、これらの対処法を生活に取り入れてみてください。本記事の内容を、肩こり解消にお役立ていただけたら幸いです。

この記事の監修者

休養 × 疲労回復の専門家
睡眠改善協議会 睡眠改善インストラクター
日本リカバリー研究所 所長

福田 英宏 (フクダ ヒデヒロ)

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(修士)卒業後、㈱Recovery Adviserを立ち上げ「休養」「疲労回復」の専門家として多くのアスリートやスポーツチーム、競技団体の競技力向上をめざした休養サポートを行う。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(修士)卒業後、㈱Recovery Adviserを立ち上げ「休養」「疲労回復」の専門家として多くのアスリートやスポーツチーム、競技団体の競技力向上をめざした休養サポートを行う。

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