【監修】睡眠が美容に与える影響は?質の良い睡眠をとるコツを徹底解説!
疲労回復やストレス解消など、良質な睡眠は、さまざまなメリットをもたらします。睡眠不足は、クマができたり肌荒れを引き起こしたりと、身体に悪い影響を及ぼすことも。睡眠と美容がどのような関係にあるのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、睡眠が美容に与える影響について解説してまいります。質の良い睡眠をとるコツについても解説していますので、ご参考にしてください。
目次
1.睡眠と美容の関係性を要チェック!
睡眠と美容は、深いつながりがあります。はじめに、睡眠と美容がどのような関係性にあるのか、解説してまいります。
1-1.睡眠不足は美容の大敵!
睡眠不足は肌荒れの原因となるだけでなく、美容全般に悪影響を及ぼします。以前までは、夜10時〜深夜2時までをゴールデンタイムとし、その時間は寝ていた方が美容に良いとされていました。しかしながら、近年では、ゴールデンタイムは入眠から90分の間とされています。このあいだに美容に重要な成長ホルモンが最も多く分泌されていることがわかったのです。
睡眠不足で成長ホルモンの分泌が不足してしまうと、新しい肌に生まれ変わるターンオーバーが遅れます。シミ・くすみの原因となり、肌荒れを起こしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
1-2.睡眠時には美肌を保つために欠かせない「成長ホルモン」が分泌される
睡眠時には成長ホルモンとメラトニンというホルモンが分泌されます。成長ホルモンは入眠後3時間までに分泌され、新陳代謝を促したり、細胞を修復する役割がある美容にとって、重要なホルモンです。他にも、疲労回復や、日中に浴びた紫外線や外気等のダメージを修復する役割もあります。
一方メラトニンは、美容に重要な成長ホルモンの分泌を促す役割があります。夜間から最も多く分泌され、強力な抗酸化力があります。その抗酸化力はビタミンCやビタミンEに匹敵するほどです。
このように、睡眠時には美容にとって欠かす事のできないホルモンが多く分泌されるため、睡眠の質を高めることは、美容にとって重要なことなのです。
2.質の良い睡眠をとる5つのメリット
質の良い睡眠には5つのメリットがあります。ここでは良質な睡眠をとることで得られるメリットについて解説してまいります。
2-1.肌を美しく保つ
睡眠中は肌を美しく保つために重要なホルモンが多く分泌されています。そのため、質の良い睡眠をとることは美容にとって欠かすことができないといえるでしょう。肌は細胞が一定の周期で生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返し、肌を美しく保っています。睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると、ターンオーバーが乱れ、細胞同士のつながりが弱くなったり、皮膚のバリア機能が低下し、肌のトラブルに繋がる恐れがあります。
2-2.疲労回復
睡眠をとることで、身体や精神面での疲労回復につながります。身体の活動性を生み出す交感神経は、日中の活発に活動する時間帯に優位になります。そのような状態が続くと、血糖値が上がり、集中力もあがるのです。
一方、睡眠中には、副交感神経が優位になります。副交感神経には血管拡張、血圧降下、筋肉弛緩などの役割があります。そのため、質の良い睡眠をとることで、日中の疲労を回復し、次の日に活動できるような身体づくりの準備をする必要があるのです。
2-3.ストレス解消
質の良い睡眠をとることは、ストレスの解消にもつながります。睡眠中には、ストレスに対応するためのコルチゾールというホルモンが分泌されます。これは、ストレスを感じたときにも分泌されるホルモンです。
しかしながら、睡眠不足になると、睡眠中に分泌されるコルチゾールの量が少なくなり、日中に過剰に分泌され、ストレスの影響を受けやすくなってしまいます。そのため、十分な睡眠をとり、適度にコルチゾールを分泌することで、ストレスへの耐性をつくる必要があります。
2-4.生活習慣病・肥満の防止
質の良い睡眠は、生活習慣病・肥満の防止にも深く関係しています。睡眠時間が短いと、レプチンという食欲を抑制するホルモンが減少してしまい、逆に、食欲を増進させるホルモンが増加してしまいます。そのため、睡眠不足の人は、質の良い睡眠をとっている人に比べ、肥満になる可能性が高いといえるでしょう。肥満は、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病になりやすいとされています。質の良い睡眠は、健康な身体を維持するためにも、大切な要素になるといえるでしょう。
2-5.記憶を定着させる
質の良い睡眠には、記憶を定着させるというメリットもあります。睡眠中は、脳を休めるノンレム睡眠と身体を休めるレム睡眠を繰り返しています。中でも、レム睡眠中は、新しい記憶と過去の記憶を関連付け、記憶をスムーズに思い出させるような作業を行っている睡眠といわれています。睡眠不足が続くと、物忘れが多くなったり、脳内の情報が整理されにくくなってしまうことがあるので、そのような事態を防ぐためにも、質の良い睡眠を心がけることがとても大切です。
3.美容効果を高める良質な睡眠をとるための5つのポイント
良質な睡眠をとるポイントをしっかりと理解して、美容効果を高めましょう。ここでは、良質な睡眠をとるための5つのポイントについて解説していきます。
3-1.肌に負担のないパジャマ・下着を着用
締め付けが強い下着をつけたまま寝てしまうと、血行が悪くなり、睡眠の質を下げてしまう原因となります。近年では、睡眠時に着用する下着も多く販売されているので、リラックスして眠れるような下着を選択するようにしましょう。
また、通気性の低いパジャマも、睡眠の妨げとなります。睡眠時にはコップ一杯分の汗をかくともいわれているので、汗をかいても、蒸れにくく、通気性の良い素材を選択することが大切です。加えて、パジャマを選択するときは、肌触りの良さにも着目しましょう。ごわごわしているような素材は、気になって眠れなくなる恐れも。肌触りのよいパジャマは、良質な睡眠をサポートしてくれるでしょう。
3-2.寝る前のヨガやストレッチで体温をあげる
ヨガやストレッチなど、寝る前に少しだけ身体を動かすと、リラックスができ良質な睡眠がとれます。息が上がらない程度の軽い運動は、眠りにも入りやすくしてくれる効果が期待できるのです。寝る前にほどよく身体を動かすことで、日中緊張状態になった身体をゆるめてやわらげてくれます。さらに、血行が良くなり、女性ホルモンの分泌を促してくれるので、美容効果も高めてくれるでしょう。
3-3.照明を暗くする
照明を落とすだけで、交感神経から副交感神経へと切り替わります。明るいままだと、副交感神経への切り替えが上手くいかず、睡眠の妨げとなってしまう可能性も。そのため、就寝時には、睡眠を落として、リラックスできる環境づくりをこころがけましょう。暗すぎると眠れなくなってしまう場合は、不安を感じない程度の暗さにして眠ることをおすすめします。
3-4.心身を落ち着かせる
睡眠時に悩み事・不安な事など、考え事をしてしまうと、眠りにつけなくなってしまうことがあります。そのため、就寝時には、なるべく考え事をせずに、心身を落ち着かせて眠りについた方が、良質な睡眠をとれるでしょう。
もし、どうしても考え事をしてしまい、リラックスができないようであれば。深い呼吸を繰り返し、その呼吸に集中することをおすすめします。普段よりも深い呼吸を心がけ、吐く息と同時に嫌な出来事を吐き出すイメージで、呼吸を繰り返すと、身体全体がリラックスして、スムーズに眠りに入りやすくなるでしょう。
3-5.起床後に朝日を浴びる
人間は、朝日を浴びた15〜16時間後に眠気を感じるようにできています。夜、自然に眠気を感じるためにも、朝起きて朝日を浴びるのは、睡眠の質を高めるのに、とても効果的です。そのため、朝起きたら、カーテンを開け朝日を浴びることを習慣づけましょう。
また、朝日を浴びることで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが多く分泌されます。セロトニンは、身体を活動状態にさせ、メンタルの不調を防ぐ効果が期待できます。良質な睡眠のためだけでなく、その日一日を、活動的に過ごすためにも、起床30分までに日光を浴びるようにしましょう。
4.睡眠の質が悪くなる4つのNG行動
睡眠前の行動によっては、睡眠の質を下げてしまうことがあります。次に、睡眠の質が悪くなる4つのNG行動について解説していきます。
4-1.スマホ・PC・テレビをみる
スマホ・PC・テレビなどの電子機器から発されるブルーライトを多く浴びてしまうと、
眠りにつきづらくなるため、注意が必要です。ブルーライトとは、目の奥にまで届く強い光です。暗い場所でブルーライトを浴びると、脳が昼だと認識し、メラトニンの分泌を抑制してしまいます。そのため、睡眠の質を下げてしまう可能性があるのです。眠りの質を高めるためにも、就寝の1時間前は、液晶画面を見ないように気をつけましょう。
4-2.激しい運動をする
就寝前に心拍数を上げるような筋力トレーニングなどの激しい運動は控えるようにしましょう。負荷が強い運動は、交感神経が優位になってしまい、寝る時間までに体温が十分に下がらず、眠りの妨げとなってしまいます。追い込み過ぎて息が上がってしまうような筋トレや、大量に汗をかく有酸素運動などは、睡眠前に行うのは控えた方が良いでしょう。
4-3.寝る前に食事をとる
寝る前に食事をとると、胃や腸が活発に働いているので、寝つきが悪くなる可能性があります。胃腸にも負担がかかり、眠りにつけたとしても、質が悪くなってしまうといえるでしょう。食べ物を消化するには、2〜3時間ほどの時間を要します。そのため、就寝前の食事は3時間前には済ませておく必要があります。どうしても、夕食の時間が遅くなってしまう場合は、揚げ物やお菓子は避け、温かいうどんやおかゆなど、消化の良い食べ物を選択するようにしましょう。
4-4.カフェイン・アルコールをとる
睡眠前にカフェインを摂取してしまうと、眠れなくなってしまう可能性があります。加えてカフェインには、利尿作用もあるため、就寝中に目覚めてしまうことも。睡眠の質を下げないためにも、カフェインは、就寝時刻の4時間前から、摂取しないように心がけましょう。
また、就寝前のアルコールにも注意が必要です。アルコールには寝つきを良くする場合がありますが、3~7日続けていると、体が慣れて効果がなくなるとされています。さらに、睡眠の質を下げ、睡眠中に目覚めてしまい、疲労がとれなくなる可能性もあるのです。良質な睡眠をとるのであれば、就寝前のアルコールは避けるように習慣づけましょう。
5.美容のために質の良い睡眠をとるならRecovery Sleepの寝具を検討しよう
Recovery Sleepは良質な睡眠をサポートしてくれるアイテムを数多く取り扱っています。次にRecovery Sleepの敷きパッドとアイマスクについて解説してまいります。
5-1.疲労回復の効果が期待できるRecovery Sleep敷きパッド
Recovery Sleepの敷きパッドには、鉱石が練り込まれた中綿を使用しています。人体から放出される体熱が鉱石の機能により、赤外線として輻射され、人体に温熱効果をもたらすことで、血行促進による疲労を軽減させる効果が期待できます。敷きパッドなので、マットレスや敷布団に敷くだけで、手軽に使用できるのもうれしいポイントです。
素材は2種類からお選びいただけます。
オールシーズンを通して使用できる綿100%の「Recovery Sleep敷きパッド」と、保湿性のあるしっとりとした質感のヒートモイストマイクロファイバーの「Recovery Sleepプレミアムホット敷きパッド」があります。プレミアムホット敷きパッドは、静電気の発生を抑制する加工が施してありますので静電気が気になりません。寒い冬の睡眠時にも快適な睡眠をサポートしてくれるでしょう。
Recovery Sleepは、赤ちゃんから健康を気にする高齢者の方まで幅広い年齢層の人に使えます。仕事や育児で疲れた体に、または大切な人へのプレゼントとしてRecovery Sleepを検討してみてはいかがでしょうか。
5-2.しっかりフィットしてぐっすり眠れるRecovery Sleepアイマスク
RecoverySleepのアイマスクは敷きパッドと同様、鉱石を糸に練り込んでいて、赤外線を輻射し、温熱効果をもたらします。頭の大きさに合わせてサイズを調節できるので、子どもから大人まで、使用が可能です。素材はザラザラ感のない綿100%で、シーズンを通して活躍するでしょう。丸洗いもできるので、毎日清潔な状態で使用できるのも魅力のひとつです。
夜間の就寝時はもちろん、家での仮眠時や、新幹線や飛行機での移動時の使用にもおすすめ。遮光性に優れているので、日中の明るい場所でも、光を気にすることなく、快適な眠りをサポートします。
まとめ
今回は、睡眠が美容に与える影響について解説してまいりました。良質な睡眠をとることで、美容にとって重要なホルモンが多く分泌され、美肌を保つ効果が期待できることがわかりました。質の良い睡眠をとるためには、落ち着いたリラックスできる環境で、心身を落ち着かせ、眠りにつくことが大切です。
本記事の内容を参考に、規則正しい生活を心がければ、日々の睡眠の質が高まっていくことでしょう。