【監修】ネックピローの使い方って?形状別の特徴についても詳しく解説します

バス・車・飛行機などで仮眠をとるときに活躍するネックピロー。長時間の移動や旅行などで、座って休息をとる際に、肩・腰の負担を軽減してくれる、使い勝手の良いアイテムです。そんなネックピローは多くの形状・素材のものがあり迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はネックピローの使い方について解説してまいります。移動中だけでなく、家でも使うことができるネックピローのさまざまな使用方法についても解説しています。
ぜひ、参考にしてみてください。

1.ネックピローの正しい使い方

ネックピローは、仮眠だけではなくあらゆる場面で使用できる便利なアイテムです。はじめに、ネックピローの正しい使い方について解説してまいります。

1-1.バス・飛行機などの長距離移動に

ネックピローは、車・バス・飛行機などの長距離の移動時に活躍します。長い時間座って寝ていると、首・肩に負担がかかってしまいますが、ネックピローを首にはめ込むことで、肩・首の負担を軽減することが可能です。

近年、ネックピローは、人間工学に基づいたもの、血流を妨げることなく睡眠できるものなど、種類も豊富になってきています。旅行・遠方への出張の機会が多い人は、ネックピローを検討してみてはいかがでしょうか。

1-2.運転中の仮眠に(同乗者にも)

長時間の運転は、負担が大きく、首・肩に疲労がたまります。一般道では2〜3時間ごと、高速道路では1〜2時間ごとに30分を目安に休憩をとることが大切です。仮眠をとる際に、ネックピローを使用すると、首・肩の負担が軽減されます。

また、同乗者もネックピローを使用することで、同乗中に寝てしまっても、首が支えられ、安定した姿勢で眠ることが可能です。ネックピローの中には、フードがついたものも販売されています。フードがついていることで、車内で気になる日差しをよけたり、寝顔を見られなくするメリットがあります。

1-3.外出先の仮眠に

会社・学校など、お昼ご飯を食べたあとは、眠たくなることも多いでしょう。少しでも仮眠をとることで、午後からのパフォーマンスが向上するとされています。外出先での仮眠は、机にうつぶせになって睡眠をとることも多いでしょう。そんな時ネックピローを使用することで、腕のしびれが軽減される効果が期待できます。また、頬に衣類のシワなどがつくことも防げるでしょう。

ネックピローの中には、机に置くことで手が入れられ、うつ伏せで寝られるものも販売されています。そのようなタイプのものは、使用シーンに応じて使い分けられるので、あらゆる場所で活躍するでしょう。

1-4.外出中の子どもの昼寝に

移動中の車内で子どもが寝てしまったときにもネックピローが活躍します。チャイルドシートには、ヘッドレストが付属されているものも多いですが、腰の位置を高くする座布団式には、首を支える機能がついていません。そのため、車内に1つネックピローを常備しておくと、子どもが寝てしまったときにサッと使えて便利です。

ネックピローには、子どもの首周りのサイズに調節できるもの、かわいらしいキャラクターのものなども販売しています。子どもの好きなデザインのものを選択してあげると喜んで使用してくれるでしょう。

1-5.ペットのエリザベスカラーの代用に

エリザベスカラーは、皮膚病・怪我など外傷を負った動物が傷口を舐めることを防ぐ、保護具です。このエリザベスカラーは、プラスチック製で固いので、動物が嫌がる可能性があります。

ネックピローはエリザベスカラーの代用としても使用が可能です。空気の入るものだと、重量が軽く、視界も良好といえるでしょう。

ただし、首周りの通気性が良くないので、皮膚炎にならないように、定期的に外すなどの配慮が必要です。また、体に外傷がある際は、顔が届いてしまう可能性があるので、ネックピローでの代用は控えるようにしましょう。

1-6.腰痛対策に

デスクワークなどで、座っている姿勢が長いと、腰に大きな負担がかかります。ネックピローは、腰にあてることで、姿勢をサポートし、腰への負担を軽減してくれるでしょう。

形状を自由に変えられるネックピローは、使用する部位、使う場面によって、使い分けができ、大変便利です。

1-7.家での仮眠用に

外出先や移動中に使用するイメージが多いネックピローですが、自宅に1つ置いておくと、仮眠用に使用できます。枕ほどサイズが大きくないので、ソファに置いても邪魔になりません。

自宅で横になりたいとき、座りながら仮眠を取りたいときにネックピローを使用すると、首・腰など負担がかかりやすい部位をサポートしてくれるでしょう。

2.用途に合わせてネックピローのタイプを選択

ネックピローを持ち歩く場合や、体にフィットさせたい場合など、用途に合わせてネックピローを選択することが大切です。つぎに、ネックピローのタイプについて解説していきます。

2-1.持ち歩くことが多い人は空気でふくらますタイプをチョイス

空気でふくらますタイプは、使用しているとき以外は、空気を抜いてコンパクトに持ち歩けます。空気の入れ具合でフィット感を調節できるのも魅力のひとつです。中にポンプが内蔵されているものは、口で空気を入れなくても、押すだけで手軽に空気を入れられます。旅行での飛行機・車・バスに使用するのがおすすめです。

ただし、空気でふくらますタイプは、クッションタイプに比べ、寝心地の良さ・快適さは劣るといえます。また、空気をその都度出し入れする手間がかかるのもデメリットといえるでしょう。

2-2.フィット感を重要視するならパウダービーズ入りを選択しよう

パウダービーズは1mm以下の小さな発泡スチロールの粒のことを指します。伸縮性のある生地に用いることで、体にやわらかくフィットするでしょう。肩だけでなく、腰に使用しても優しくサポートしてくれます。

ただし、空気をふくらますタイプのように、たたむことができないので、持ち運びには不向きといえるでしょう。

2-3.硬めの感触が好みなら低反発がベター

パウダービーズよりも固めでしっかりと首を支えるネックピローが好みなら、低反発タイプを選択。このタイプのネックピローは、体の重さでゆっくりと枕に沈み込んで、固めのフィット感で体をサポートします。

しかしながら、ほかのタイプに比べて、重さがあるので、持ち歩くには負担を感じやすいでしょう。自宅・車など、持ち運ぶことが少なく、決まった場所で使用する人におすすめです。

2-4.首を優しくサポートするなら強化フレームタイプを選ぼう

強化フレームタイプはほかのネックピローの形とは違い、ネックウォーマーのような見た目です。中に、伸縮性のあるプラスチックフレームが入っていることで、首・頭をやさしく支えます。マフラーのように首に巻くだけで使用できるので、装着しやすく、ファッションにも合わせやすいといえるでしょう。

ただし、首全体に巻きつけるため、夏場に使用すると、熱がこもってしまう可能性があります。また、特殊な形状であることから、使用する部位が限られてしまうのもデメリットとしてあげられるでしょう。

3.使うシーンに合わせてネックピローの形状を検討しよう

ネックピローは、使用する場面に合わせて形状を選択することが大切です。それぞれの特徴を理解することで、あなたにぴったりのものが見つけやすいでしょう。次にネックピローの形状について解説していきます。

3-1.手軽に使用するならU字型のネックピローをチェック

U字型のネックピローは、ネックピローの中でも最もポピュラーな形状といえるでしょう。首の周囲を包み込むようにはさんで使用します。座席をたおせない、バス・飛行機などの狭いスペースでの使用に適しているでしょう。

座って寝ると、首が前に倒れてきてしまう人は、U字型のネックピローをあごの下に挟むのがおすすめです。向きを逆にして使用することで、頭の重みを支え、楽な姿勢で休めるでしょう。種類も豊富なので、素材・デザインなど自分の好みに合わせて選択できるのもうれしいポイントです。

3-2.あごもサポートするならJ字型がおすすめ

寝ているときに頭が前に倒れるのを防ぐなら、J字型を選択しましょう。J字型は頭部や顔の片側・あごを支える形状です。普段頭を傾ける方に挟んで使用します。頭をどちらかに傾けて使用するので、U字型よりもリラックスして寝られるでしょう。飛行機などで長時間移動する際におすすめの形状です。

3-3.うつぶせでも使用するならI字型にも着目しよう

うつぶせでも使用するなら使用用途が広いI字型もチェックしましょう。見た目はJ字型に近い形状ですが、形が変形できるのもあり、使用用途が広いといえます。普通の枕として使用したり、形を変えて、うつぶせ寝で使用したりと、あらゆるシーンで活躍するでしょう。

3-4.まくら型は腰痛対策でも活躍

まくら型は長方形の形をしていることから、まくらとして使用するだけでなく、座っているときに腰に当てることで、腰の負担をやわらげる効果が期待できます。首がしっかりと固定できないので、長時間の移動には不向きといえますが、座っていると腰が痛くなりやすい人におすすめです。普段使用している椅子にも使用できるので、デスクワークの際にも活躍するでしょう。

3-5.家族で共有するなら形が変えられるワイヤー型

ワイヤー型のネックピローは、自分好みの形状に変えられます。そのため、自分の体に合うネックピローが見つからない人におすすめです。また、形状を変えられることで、家族・友人などで共有できるのもうれしいポイント。使い方次第では、腰当て・うつぶせ寝など、さまざまな用途に対応できる万能なアイテムといえるでしょう。

4.ネックピローの持ち運び方

持ち運んで使用することが多いネックピローは、荷物を圧迫しないような持ち運び方が理想です。次にネックピローの持ち運び方について解説します。

4-1.収納ポーチを使用する

ネックピローには、収納ポーチが付属しているものも多く販売しています。収納ポーチを使用することで、コンパクトに持ち運ぶことができ、カバンの中からも取り出しやすいといえるでしょう。

収納ポーチが付属していない場合は、ネックピローのサイズに合った袋を選択することが大切です。空気を抜くことでコンパクトになるもの、折りたたむことで小さく縮むものなど、サイズが変わるネックピローもあります。そのため、一番小さいときのサイズを確認して、収納ポーチを選択することが大切です。

4-2.リュック・キャリーケースにカラビナで取りつける

ネックピローの中には、付属の収納ポーチやネックピロー本体にカラビナが付属しているものが多く販売されています。カバン・リュックに取りつけることで、カバンの中の収納スペースを圧迫することなく、手軽に持ち歩けるようになるでしょう。

カラビナが付属していない場合でも、輪っか状のタグがついていれば、市販のカラビナを装着することも可能です。普段荷物が多くて、ネックピローを持ち歩くことに負担を感じている人は、カラビナの使用を検討してみてはいかがでしょうか。

5.RecoverySleepのネックピローの魅力

Recovery Sleepのネックピローは、使用することで、頭部が正しい位置に固定され、首・肩にかかる負担を軽減してくれます。加えて、特殊素材「Recovery Sleep」を使用。自然の鉱石を糸に練り込んでいるので、赤外線を輻射し温熱効果をもたらします。

Recovery Sleepのネックピローは通常のポリエステル生地に比べ、吸放湿性にも優れているので、夏場でも蒸れにくく、シーズンを通して快適に使用できるでしょう。

また、中身にパウダービーズを使用しており、形状を変えられるのも魅力のひとつ。U字型として首をサポートしたり、接続部をはずして抱き枕としても使用できます。 腰当てや通常のまくらとしても使用できるので、さまざまなシーンで活躍するでしょう。

幅広い年齢層に使用できるので、プレゼントにも適しているアイテムです。仕事での仮眠用や旅行のお供にRecovery Sleepのネックピローを使用してみることをおすすめします。
Recovery Sleep トラベルピロー

まとめ

今回は、ネックピローの使い方について解説してまいりました。ネックピローには、さまざまな形状・素材があるので、使用用途に合ったものを選択することが大切です。ネックピローを正しく使用し、首・肩・腰の負担を軽減しましょう。この記事の内容を参考に、あなたにぴったり合うネックピローを見つけていただけたらと思います。

この記事の監修者

休養 × 疲労回復の専門家
睡眠改善協議会 睡眠改善インストラクター
日本リカバリー研究所 所長

福田 英宏 (フクダ ヒデヒロ)

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(修士)卒業後、㈱Recovery Adviserを立ち上げ「休養」「疲労回復」の専門家として多くのアスリートやスポーツチーム、競技団体の競技力向上をめざした休養サポートを行う。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(修士)卒業後、㈱Recovery Adviserを立ち上げ「休養」「疲労回復」の専門家として多くのアスリートやスポーツチーム、競技団体の競技力向上をめざした休養サポートを行う。

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