【監修】睡眠時にカロリー消費はされるのか?!睡眠不足とカロリー消費の関係についても徹底解説!

「睡眠時にはカロリーは消費されるのか?」
「睡眠不足でもカロリーは消費量に影響はあるのか?」
など、睡眠とカロリー消費の関係が気になるところではないでしょうか。睡眠とカロリー消費は深く関係していて、その消費量は体重や睡眠時間によって変わります。もし、睡眠の質が低かったり、十分に眠れていないと、しっかりとカロリーを消費できていない可能性が高まります。

そこで今回は、睡眠時にカロリーは消費されるのか解説してまいります。この記事を読めば、睡眠時にカロリーがどれくらい消費されるのかがわかります。加えて、睡眠不足が睡眠にどのような影響を与えるのかもまとめました。睡眠の質を高められる方法についても解説していますので、この記事を参考にしていただき、生活に取り入れていただけたら幸いです。

1.睡眠時でもカロリーは消費されている

睡眠時であっても、カロリーは消費されています。それは、寝ているときでも、呼吸や血液循環、組織の修復といった必要な機能を果たしているからです。睡眠時に消費されるカロリーは体重や睡眠時間によって変わります。例えば、一般的な成人が一晩眠ると、300〜350カロリー消費するとされています。これは、5キロ程度のランニングに相当する消費カロリーです。

ただし、日中に寝てしまうと、活動量が低下してしまい、1日の消費カロリーは少なくなってしまいます。昼間はしっかりと活動して、夜に十分な睡眠をとることが、効率よくカロリーを消費するポイントとなります。

2.睡眠不足がカロリー消費に与える影響

睡眠時でもカロリー消費されていることがわかりましたが、睡眠不足の人は、身体にどのような影響があるのか気になるところです。ここからは、睡眠不足が身体に与える影響について解説します。

2-1.睡眠不足は食欲の増加につながる

睡眠不足は食欲を増加させてしまう可能性があります。それは、食欲を刺激するグレリンというホルモンが、睡眠不足になると刺激され、食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌量が低下するためです。

このようにホルモンバランスが崩れることにより、食欲が増加する可能性があります。実際には食べ物を必要としていない状態だとしても食べたい欲求にかられ、健康に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。

また、睡眠不足はストレスにも強く関係しているため、寝不足が続くと、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌を誘発します。それにより、さらに高いカロリーを摂取しようとしてしまいます。

これらのことから、睡眠不足は、食欲の増加と深く関係していて、深刻化すると体重増加やその他の健康被害を引き起こす可能性があります。健康的な食習慣を促進し、体重を維持するためにも、十分な睡眠をとることが大切です。

2-2.睡眠不足はカロリーの消費量が減少する

睡眠不足は、前日の疲れが取れなかったり、集中力の低下を引き起こしたりするため、日中のカロリーの消費量が減少します。カロリーをしっかりと消費するためにも、睡眠をとることの重要性がわかります。

また、睡眠不足は、基礎代謝の低下につながります。実際に睡眠時間が短い人は、十分に睡眠をとっている人に比べて、肥満であることが多いというデータもあります。そのため、健康的な体重を維持するためにも、睡眠をとることはとても大切です。

加えて、睡眠不足は血糖値の調節能力にも影響を及ぼします。血糖値は、カロリー消費と深い関係にあり、血糖値が乱れると、カロリー消費量の減少につながる可能性があります。

以上のことから、睡眠不足はカロリー消費量の減少の原因となるため、体重増加など、健康に悪影響を及ぼす場合があることがわかります。安静時でもしっかりとカロリーを消費するためには、十分な睡眠時間を確保することが大切です。

3.睡眠の質を高めてカロリーをしっかり消費しよう

睡眠が消費カロリーと深い関係にあることがわかりました。睡眠時にしっかりとカロリーを消費するためにも、十分な睡眠をとり、睡眠の質を高めることが大切です。ここからは、睡眠の質を高める方法について解説していきます。

3-1.就寝前のアルコールを控える

睡眠時の睡眠の質を高めるためにも、アルコールの摂取は控えるようにしましょう。アルコールを寝る前に摂取すると、睡眠パターンを乱してしまう可能性が高まります。浅い眠りの時間が長くなり、深い眠りの時間が短くなるため、十分な時間眠ったとしても、睡眠の質が低くなり、翌日に倦怠感が残ってしまうことが多くなります。

また、アルコールには、利尿作用もあるため、睡眠中に、脱水症状になりやすいとされています。夜中に頻繁に目が覚めることも多いため、十分に睡眠をとることが難しくなるでしょう。

寝る前のアルコール摂取を控えることで、睡眠の質が向上し、翌日のパフォーマンスがあがります。アルコールを飲む時は、早めに飲み終わるようにし、寝る前に摂取するのは控えるようにしましょう。

3-2.適度な運動は睡眠時のカロリー消費をサポート

適度な運動は睡眠の質を高めるのでおすすめです。運動をすることで、身体がほどよく疲れ、眠りにもつきやすくなるでしょう。運動は、ストレスや不安を軽減します。心も落ち着くため、リラックス効果が期待でき、睡眠の質を向上させます。

加えて、睡眠と覚醒のサイクルを整える事にも役立ちます。定期的に運動することで、身体の睡眠のリズムが整い、スムーズに入眠しやすく、朝もすっきりと目覚められるでしょう。

運動の種類は、ジョギングやヨガ、ウォーキングなど、それぞれのレベルに合わせて強度を調節することが大切です。心拍数を上げすぎないように気をつけ、ほどよく汗をかく程度に、身体を動かしましょう。

ただし、寝る前に、激しい運動をすると、眠りにつくことが難しくなります。眠る前に身体を動かすのであれば、ゆったりと身体を伸ばすストレッチをすると、血行が促進され、安眠の効果も期待できるでしょう。

3-3.規則正しい食生活を心がける

健康的でバランスのとれた食生活は、睡眠の質を高めます。セロトニンやメラトニンの生成を促すトリプトファンを含む食品を摂取することで、睡眠の質を高め、カロリー消費をサポートします。そのため、鶏肉や魚、ナッツ類などを積極的に摂取することが大切です。

加工食品や、高脂肪食品は摂り過ぎると、消化不良で睡眠を妨げることがあるため注意が必要です。また、糖分やカフェインを多く含む食品も眠りの妨げとなる可能性が高まるため、控えるようにしましょう。

バランスの良い食事を心がけると、睡眠に良い影響を与えます。規則正しい食生活は、睡眠の質を高め、睡眠時の消費カロリーをアップすることに繋がるでしょう。

3-4.カロリー消費するなら入浴は寝る1時間半前がベター

睡眠の質を高めるなら、入浴は睡眠の1時間前までにすましておきましょう。寝る前に入浴をしてしまうと、深部体温が上がりすぎてしまい入眠しづらくなってしまうためです。深部体温を下げる時間を確保するためにも、寝る直前の入浴は控えるようにしましょう。

入浴時には、熱すぎないほどよい温度のシャワーやお風呂にすると、身体がリラックスして質の高い睡眠を促せます。入浴は身体の血流を良くし、筋肉の緊張をやわらげます。身体を温めることは、カロリーを消費する事にもつながるので、時間があるときは、湯舟にゆっくりと浸かることをおすすめします。

そうすることで、ストレスや不安感を軽減し、穏やかでリラックスした気持ちになれます。気持ちが落ち着くと、スムーズに睡眠に入りやすくなるでしょう。

3-5.スマホやパソコンを寝る前に見ない

寝る前にスマートフォンやパソコンを見てしまうと、睡眠の質が下がってしまう恐れがあります。電子機器から発するブルーライトが、睡眠と覚醒のサイクルを調整するメラトニンというホルモンの生成を抑制してしまうためです。

寝つきが悪くなるだけでなく、眠りの質も下がるため、寝る2時間前は電子機器の使用を控えるようにしましょう。どうしても夜間スマートフォンを見なければならない場合は、ブルーライトカットの画面シールを使用するか、ブルーライトを調整する機能を活用して、ブルーライトを調整しましょう。そうすることで、発するブルーライトが制限され、眠りへの影響を少なくできる可能性があります。

3-6.身体に合う寝具を選ぶ

睡眠の質を高めるためにも、身体に合う寝具を選ぶことはとても大切です。寝具が身体に合わないと、首や腰に痛みが生じる可能性があり、睡眠の質を下げてしまうためです。あなたの身体に合う寝具を適切に選ぶことで、睡眠の質を高めることができるでしょう。

寝具の中には、冷感タイプのベットパットや高さが調節できる枕など、さまざまな機能がついた寝具があります。それぞれの商品の特徴をしっかりと理解し、好みに合わせて選択することで、快適な眠りをサポートし、消費カロリーのアップにも繋がっていくでしょう。

4.睡眠の質を高めてカロリー消費をするならRecovery Sleepの寝具を検討しよう

睡眠の質を高めてカロリー消費量をアップするなら、あなたの身体に合う寝具を使うことはとても大切です。もし、合わない寝具を使用しているのであれば、睡眠の質を下げてしまう可能性があるので、新しい寝具を検討してみてはいかがでしょうか。

睡眠の質を高めたいのであれば、RecoverySleepの敷きパッドがおすすめです。RecoverySleepの敷きパッドは、鉱石が練り込まれた中綿を使用しています。その鉱石により、人体から放出される体熱を赤外線として輻射し、人体に温熱効果をもたらします。

加えて、血行が促進され、その日に溜まった疲労を軽減する効果が期待できます。ご使用のベットパットに取り付けるだけなので、手軽に使用できるのも魅力のひとつ。綿100%のサラリとした肌ざわりなので、蒸れにくくシーズンを通してご使用いただけます。

また、洗濯機で丸洗いができるのもうれしいポイント。日々のお手入れも簡単で、清潔な状態を保つことが可能です。「なかなか眠りにつくことができない」「寝てもすぐに目が覚めてしまう」などの悩みを抱えている人でも、Recoverysleepの敷きパッドを使用すれば、いつもの睡眠の質との違いを感じていただけるでしょう。睡眠の質を高めて、しっかりカロリー消費するためにも、Recoverysleepの敷きパッドを検討してみてはいかがでしょうか。

Recovery Sleep 敷きパッド

まとめ

今回は、睡眠時にカロリーは消費されるのか解説してまいりました。睡眠時でもカロリーはしっかりと消費されることがわかりました。ただし、睡眠の質が下がったり、睡眠不足だったりすると、カロリー消費量が下がってしまう可能性があります。

スマートフォンやテレビなどの強い光を浴びることや、寝る前のアルコール摂取は睡眠の質を低下させます。睡眠の質を高めるには、規則正しい食生活を送ったり、適度な運動を心がけましょう。

本記事の内容を参考に、生活を見直すことができれば、睡眠の質を高められます。もし、合わない寝具をしようしているのであれば、Recoverysleepの寝具を検討してみてはいかがでしょうか。あなたの身体に合う寝具を使用し、睡眠の質を高められれば、睡眠時のカロリー消費量アップにつながるでしょう。

この記事の監修者

休養 × 疲労回復の専門家
睡眠改善協議会 睡眠改善インストラクター
日本リカバリー研究所 所長

福田 英宏 (フクダ ヒデヒロ)

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(修士)卒業後、㈱Recovery Adviserを立ち上げ「休養」「疲労回復」の専門家として多くのアスリートやスポーツチーム、競技団体の競技力向上をめざした休養サポートを行う。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(修士)卒業後、㈱Recovery Adviserを立ち上げ「休養」「疲労回復」の専門家として多くのアスリートやスポーツチーム、競技団体の競技力向上をめざした休養サポートを行う。

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