1.冬に暖かい敷きパッドを使うメリット

冬に暖かい敷きパッドを使用する最大のメリットは、保温性の高さです。快眠のためには、寝床内の温度を33℃前後に保つことが理想とされていますが、寒い冬は、どうしても寝床の温度が下がりがちです。布団の上に暖かい敷きパッドを敷くことで、熱が逃げるのを防ぎ、寝床内の温度を心地よくキープできるでしょう。

寝床内の寒さが軽減されると、電気代の節約にもつながります。ヒーターやエアコンが手放せない方は、冬用の暖かい敷きパッドを導入することで、暖房機器の使用時間を減らせたり、設定温度を下げられたりするかもしれません。併用することで、より快適になるケースもあります。ぜひ試してみてください。

また、冬用の敷きパッドは、厚みのある、ふわふわとした質感のものが多く販売されています。好みの柔らかさや手触りのものを敷くことで、布団の質感を自分好みに整えられるのもメリットです。

さらに、通常の敷きパッド同様、マットレスを保護できるのもポイントです。汗をしっかり吸収してくれるタイプのものを選べば、マットレスの汚れを防ぐことができます。寝具のお手入れが楽になるのも魅力のひとつです。

2.冬の敷きパッドは素材が重要！暖かい敷きパッドの素材

敷きパッドは一般的に表地・中綿・裏地から構成されており、表地の種類や中綿の量などによって、暖かさが変わります。

敷きパッドは素材によって保温性が異なるため、冬の敷きパッドを選ぶ際には、暖かい素材を見極めることが大切です。以下では、主に冬用の敷きパッドに使われることの多い素材について、それぞれの特徴を解説します。

2-1.綿パイル

綿パイルの敷きパッドは、表地は綿100%、中綿にはポリエステルが使われることが多いです。パイル地は、タオルのような弾力のある手触り感が特徴。吸湿性にも優れています。

しかし、一般的な冬のあったか敷きパッドに比べると、保温性は高くありません。冷たさは感じにくいため、適度な暖かさで十分な方や暖かすぎるのが苦手な方におすすめです。

なかには、中綿に蓄熱効果のある機能綿が用いられているものも存在します。綿パイルのメリットと暖かさを両方求める方は、ぜひチェックしてみてください。

綿パイルの敷きパッドは、洗濯のしやすさがメリット。手に取りやすい手頃な価格のものが多いのもポイントです。

2-2.マイクロファイバー

マイクロファイバーは、合成繊維の一種で、柔らかな手触りが特徴です。適度な保温性があるため、ぬくぬくとした暖かさを感じられるでしょう。

マイクロファイバー製の敷きパッドは、表地にマイクロファイバー、中綿にはポリエステルが使用されている製品が多い傾向にあります。乾きやすく、耐久性に優れているため、気軽にお手入れしやすい点がメリット。自宅で洗濯しやすく、清潔に使用したい方におすすめです。ただし、中綿が多いものだと洗濯機に入らないこともあるので注意しましょう。

価格がお手頃なのも嬉しいポイントです。

2-3.アクリル

アクリルは、ポリエステルやナイロンと並ぶ三大合成繊維のひとつで、天然繊維のウールに近いふっくらとした肌触りが特徴です。保温性が高く、しっかりとした暖かさを感じられるため、冬の敷きパッドの素材としてよく用いられます。大量生産が可能な分、比較的安価な製品も多く、その点気軽に購入しやすいでしょう。

アクリルの敷きパッドは、表地にアクリル、中綿にはポリエステルをはじめ、機能性を付与した素材が使われることも多々あります。中綿の素材によって、暖かさがさまざまなのがポイントです。

また、中綿の種類が豊富なこともあり、お手入れ方法は製品によって異なります。なかには、自宅での洗濯が難しく、クリーニングが必要なものも。厚手の製品ほどお手入れが難しい傾向にあります。

2-4.ウール

ウールは、羊毛を原料とした天然素材です。毛布のようなふわふわとした質感が特徴で、保温性に優れています。表地だけでなく、中綿にも使用されることが多く、ウール製の敷きパッドは、ふっくらとしたボリュームのある製品が多く販売されています。

ウールは吸湿性にも優れており、汗による不快感を軽減したい方にもおすすめです。寝汗による蒸れや冷えなどを防いでくれるため、朝まで暖かく快適に眠ることが可能でしょう。

ウール製の敷きパッドは機能性が高い分、価格が比較的高くなりがちです。また、自宅での洗濯が難しい分、クリーニングによるランニングコストが発生する点も押さえておきたいところです。

2-5.高機能素材・特殊素材

敷きパッドのなかには、高機能素材や特殊素材が使われている製品も存在します。

例えば、吸湿発熱素材がそのひとつです。吸湿発熱素材は、湿気が繊維表面に吸着されて水に変わる際に発生する「凝縮熱」を利用して発熱します。体感的にしっかりと暖かさを感じられるため、冬の敷きパッドの素材として人気があります。お手入れがしやすく、価格がお手頃なのもポイントです。

また、さまざまなメーカーのノウハウが活きた高機能素材が使われている敷きパッドにも注目してみましょう。赤外線による温熱効果をもたらすタイプも販売されています。寒さで目覚めることなく、朝までぐっすり眠りたい方は検討してみてください。

3.冬の暖かい敷きパッドの選び方

ここまでは、冬用の敷きパッドによく使われている素材の特徴をご紹介しました。ここからは、暖かい敷きパッドを選ぶ際のポイントを解説していきます。素材だけでなく、ほかのポイントにも目を向けることで、より快適な敷きパッドを選べるでしょう。

3-1.素材で選ぶ

繰り返しになりますが、冬用の暖かい敷きパッドを選ぶためには、素材の特徴を把握することが重要です。詳細は上でもご紹介しましたが、改めて簡単にポイントをまとめます。

布団のヒヤッと感が苦手な方には、綿パイルの敷きパッドがおすすめです。適度な暖かさを感じられます。

ふんわりとした手触りが好きな方には、マイクロファイバーの敷きパッドがおすすめです。お手入れのしやすさがメリットです。

しっかりとした暖かさと価格の手頃さを両取りしたい方には、アクリル製の敷きパッドがおすすめです。

特に保温性を重視する方には、ウール製の敷きパッドがおすすめです。天然素材であり、吸湿性に優れているのもポイント。ナチュラルな製品を使いたい方にも向いています。

睡眠の質を高めたい方は、高機能素材をチェックしてみてください。メーカーの強みや長年のノウハウが生きた個性豊かな製品が販売されています。暖かさにこだわった製品も存在します。

3-2.お手入れのしやすさで選ぶ

冬用の暖かい敷きパッドを選ぶ際には、お手入れのしやすさも考慮しましょう。敷きパッドは、自宅で洗えるウォッシャブルタイプが増えてきていますが、クリーニングに出す必要がある製品も存在します。「手洗い」「家庭での洗濯禁止」などの洗濯表示をチェックして選んでみてください。

季節や体質にもよりますが、人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。気温が低い冬であっても、汗をかくため、敷きパッドは定期的に洗濯するのが理想です。

できるだけお手入れを楽にしたい方は、洗濯機で丸洗いできる敷きパッドを選ぶのがおすすめです。

3-3.使い勝手の良さも重要

敷きパッドは、素材やお手入れのしやすさだけでなく、使い勝手の良さも大切です。寝ている間にズレてしまうものは、ストレスになるだけでなく、寝心地に悪影響を及ぼしてしまう場合も考えられます。

敷きパッドの形状は、ゴムで固定するものや滑り止めがついているもの、シーツと一体化しているもの、ズレにくい工夫が施されており置くだけで使えるものなど、さまざまです。自分にとって使いやすいタイプのものを選ぶようにしてください。

4.Recovery Sleepの敷きパッドは冬にもおすすめ！

ここまで冬用の暖かい敷きパッドについて、素材や選び方などを解説してきましたが「具体的におすすめな商品名が知りたい！」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方には、睡眠の質の向上をサポートする数々の寝具を開発している「Recovery Sleep」の秋冬モデルの敷きパッドをおすすめします。

Recovery Sleepの人気の敷きパッドの秋冬モデルとして販売されている「Recovery Sleep敷きパッド プレミアムホット」には、以下のような特徴があります。

・睡眠をアップデート！江戸時代創業の繊維の専門集団が睡眠のことを考えて開発

・表生地には保湿性のあるしっとりとした質感の「ヒートモイストマイクロファイバー」を使用。髪や肌に優しい柔らかな肌触りと乾燥の軽減が特徴

・中綿には特殊素材「Recovery Sleep綿」を使用。鉱石が練り込まれており、体熱に反応して赤外線を輻射。温熱効果が期待できる

・しっかりと暖かい吸湿発熱仕様。温熱効果との相乗効果でさらに暖かな眠りを提供

・静電気防止加工が施されており、使用時のストレスを軽減

・パッド一体型ボックスタイプで、見た目がすっきり。着脱しやすく、ズレにくい

・洗濯機で丸洗い可能

「Recovery Sleep敷きパッド プレミアムホット」は、冬に嬉しい機能が付与された高機能素材でつくられており、お手入れも簡単。簡単にズレることがなく、使い勝手にも優れています。冬の睡眠をアップデートしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

Recovery Sleepプレミアムホット敷きパッド

まとめ

睡眠は、昼間のパフォーマンスに大きく影響します。なかでも冬は、寒さで目が覚めてしまったり、反対に、暖かすぎて寝苦しくなってしまったりなど、睡眠の質が下がることもあるでしょう。

敷きパッドは、素材によって暖かさや使用感が大きく異なるため、自分にぴったりのものを見極めることが大切です。ほかにも、お手入れのしやすさや使い勝手の良さを考慮することで、より快適な敷きパッドを見つけられます。

この機会に冬の敷きパッドを見直し、快眠を追求していきましょう。