【監修】敷きパッドの洗濯頻度はどれくらい?正しい洗い方も徹底解説!

敷きパッドの洗濯頻度はどれくらい?正しい洗い方も徹底解説!

「敷きパッドはどれくらいの頻度で洗濯するの?」「敷きパッドの正しい洗濯方法は?」日々、同じ敷きパッドを使用していく中で、このような疑問がわいてくるのではないでしょうか。敷きパッドは、基本的に肌に触れるものなので、適度に洗濯をしていないと、大量の汗を吸収し、不衛生な睡眠環境となってしまいます。最悪の場合、健康に悪影響を及ぼすことも。今回は、敷きパッドの洗濯頻度と正しい洗い方について解説していきます。ぜひ本記事の内容をもとに、敷きパッドの適切な手入れの仕方の知識を深め、清潔な睡眠環境を作ることをおすすめします。

1.敷きパッドの洗濯頻度

敷きパッドは、直接肌に触れている場合と、肌に触れていない場合とでは、汚れの度合いが変わってきます。

この記事では、敷きパッドの上に直接寝ている場合と敷きパッドの上にシーツを敷いている場合の適度な洗濯頻度について解説していきます。

1-1.敷きパッドの上に直接寝ている場合

敷きパッドの上に直接寝ている場合には、1〜2週間に1度は洗濯するようにしましょう。
私たち人間は、寝ている間に、コップ1杯分の汗をかくといわれています。汗などの皮脂汚れは酸化しやすく、ダニや雑菌の繁殖に繋がる恐れも。
また、夏は冬に比べて汗の量が増え、汚れやすくなるため、必要に応じて洗濯頻度を増やす必要があります。
汚れは放置していると、黄ばみの原因にもなります。
適度な洗濯頻度で、清潔を保つようにしましょう。

1-2.敷きパッドの上にシーツを敷いている場合

敷きパッドの上にシーツを敷いている場合は、肌に直接触れていないため、2〜3ヶ月に1度で問題ありません。ただし、目立つ汚れがあったり、臭いが気になってきたりする場合は、気付いたときに洗濯することをおすすめします。
シーツは直接肌に触れていますので、1〜2週間に1度洗濯をするようにしてください。

2.敷きパッドの正しい洗濯方法

敷きパッドを適当に洗濯してしまうと、本来の効果が失われたり、破損の原因になったりします。長期的に使えるようにするには、正しく洗濯をすることが重要です。
次に、敷きパッドの正しい洗濯方法や手順について解説していきます。

2-1.洗濯表示を確認

敷きパッドは素材によっても洗濯の方法が変わります。洗濯をする前に必ず洗濯表示を確認しましょう。洗濯表示は平成28年に新しいものに変わっています。

洗濯おけや手洗いの表記があるものについては、ご家庭で洗濯をすることができます。

一方、洗濯おけにバツ印がついてるものは、ご家庭で洗濯はできません。

また、素材によっては漂白剤を使用すると変色したり、品質が落ちてしまうものもあります。漂白剤も洗濯表示を確認してから使用するようにしてください。

2-2.洗濯前のひと手間でよりきれいな仕上がりに

敷きパッドに染みや黄ばみがある場合には、洗濯機に入れる前に前処理をすると良いでしょう。
目立つ汚れがある場合には、液体洗剤または酸素系の漂白剤を塗布します。
ただし、血液の汚れの場合は、直接漂白剤を塗布してしまうと、シミが変質し落ちにくくなってしまいます。必ず、水でシミをよくすすいだ後、漂白剤につけるようにしてください。
汚れが広範囲にわたる場合には、濃い目の液体洗剤と、酸素系の漂白剤で漬け置きをすると、汚れが落ちやすくなるためおすすめです。

3.敷きパッドの洗濯手順

洗濯表示を確認し、前処理を済ませたら、洗濯機に投入していきます。
次に洗濯する際の手順について解説していきます。

3-1.ネットに入れる

敷きパッドはネットに入れて洗濯するようにしましょう。
ネットに入れることによって、コンパクトになりますし、敷きパッドを保護する役割もあります。ネットに入れずに洗濯をしてしまうと、摩擦によって毛玉ができてしまったり、縮んでしまう可能性があります。そのため、ネットには必ず入れるようにしてください。ネットに入れる際は、汚れている部分を外側にしてロール状に丸めて入れると、しわになりづらく、取り出すときも簡単に取り出せます。

3-2.洗濯機に入れ設定をする

縦型の洗濯機の場合は、汚れた部分を下側にしていれてあげると良いでしょう。
そうすることで、浮いてきてしまった場合でも、汚れた部分は常に水に浸かっているため、汚れが比較的落ちやすくなります。
普段使用しているコースで、無理に洗濯パッドを洗おうとすると、洗濯機の故障の原因にもなります。
必ず洗濯機の設定は「毛布」または、「大物洗い」コースにしましょう。

3-3.洗剤を投入しスタートする

洗剤や柔軟剤を入れたら、スタートボタンを押します。
汚れがひどい場合にはこの時点で酸素系漂白剤を入れると良いでしょう。
粉のタイプだと、溶け残りがでてしまう可能性があるため、液体の酸素系漂白剤をおすすめします。
洗濯機の機種によっては、スタートボタンを押してから、洗剤の適量が表示されるものがありますので、その場合は、ボタンを押した後に、表示されている量の洗剤を投入しましょう。

3-4.浮いてくる場合は押し込む

縦型の洗濯機の場合は、水に浮いてきてしまう場合があります。水に浮くと、汚れが落ちなかったり、洗いムラが出来てしまうため、手で沈める必要があります。
洗濯機に水が溜まったのを確認した後、一時停止を押し、蓋を開けて手で沈めるようにしましょう。しっかりと水に浸かったのを確認してから、再スタートしてください。

3-5.洗濯が終わったら乾かす

洗濯が終わったら乾かしましょう。この時、もう一度洗濯表示を確認することをおすすめします。

自然乾燥で乾燥する場合、陰干しの表記がある際には、日が当たるところで干さないように注意をしてください。陰干しの表記は、四角の左上に斜めに線が表記しているものになります。

また、乾燥機を使用する場合、乾燥機のマークにバツ印がある場合には、乾燥機にかけられません。

洗濯表示に合わせて、適切な方法で乾燥するようにしましょう。

 

外で干す場合は、距離を開けた2本の物干し竿にまたがるように干してあげると、内側に空気の通り道ができ、ムラなく乾燥できます。

ピンチハンガーで干す際は、隙間を広げて干してあげるか、ジグザグに洗濯ばさみでとめると良いでしょう。

サーキュレーターや扇風機を使うと、より早く乾燥できます。

4.敷きパッドを洗濯する際の注意点。素材別で解説!

素材ごとに洗濯する方法は異なります。

次に敷きパッドを洗濯する際の素材別の注意点について解説します。

4-1.綿

肌ざわりが良く、敷きパッドにも多く使用されている綿。
綿にはシワができやすく、縮みやすいという特性があります。そのため、基本的にタンブル乾燥は行わないようにしてください。タンブル乾燥の高熱が縮みの原因となってしまいます。
また、脱水をかけすぎてしまうと、シワシワになってしまうことも。
脱水は適度に行い、干す際に、手でしわを伸ばすように干してあげると、しわを防ぐことができるでしょう。

4-2.ポリエステル

ポリエステルは木綿に似た合成繊維の一種で、多くの衣料品にも使われています。しわになりにくく、乾きやすいという特徴がある一方で、毛玉ができやすいというデメリットもあります。
毛玉を防ぐためにも、ピッタリサイズのネットにたたんでいれ、他の洗濯物との摩擦が置きづらくなるような工夫をすると良いでしょう。
熱には強い素材ですが、長く乾燥機にかけすぎると、縮んでしまうことがあります。
また、汚れを吸着しやすいため、汚れものと洗うのは避けてください。

4-3.リネン

きちんとお手入れをすれば、長持ちするリネンは、比較的丈夫で気軽に洗濯できます。
リネンは水に濡れると強度が60%ほど強くなるため、装飾などがなければ洗濯機で問題なく洗えます。
ただし、繊維の目が粗いため、洗うと縮みやすいという特徴も。
洗う時は熱いお湯で洗わず、水かぬるま湯で洗うようにすると良いでしょう。
また、繊維の目が粗いことから、黄ばみやすいという特徴もあります。
洗剤のすすぎ残しが黄ばみの原因となる可能性があるため、すすぎはしっかりと行うようにしてください。

4-4.レーヨン

レーヨンは紙と同じ木材パルプのセルロース繊維質から作られています。そんなレーヨンは、肌触りが優しく、吸水性も高いため、蒸れづらいのが特徴です。ただし、繊維がやや繊細で、痛みやすく、毛羽立ちやすいという欠点があります。また、水にも弱いため、洗濯する際には注意が必要です。レーヨンを洗濯する際には、お洒落着用の中性洗剤を使用するようにしましょう。通常の洗濯洗剤だと、色落ちや型崩れ、縮みの原因を引き起こしてしまう可能性があります。洗濯コースはドライコースや手洗いコースなどの優しく洗えるコースを選ぶと良いでしょう。

4-5.シルク

シルクはカイコの繭から作られる動物繊維です。麻や木綿、羊毛とならんで、4大合成繊維の1つとも呼ばれています。シルクは細かい繊維で作られているため、肌触りがとても滑らかで、肌に優しい素材です。また、静電気が起こりにくい点も魅力の1つです。
一方、太陽光に弱く、日が当たる場所に置いていると、変色してしまう可能性があります。摩擦や熱にも弱いため、適切な方法で洗濯しないと、生地を痛めてしまうこともあります。シルクは繊細な生地のため、他の素材のもとはわけて洗濯するようにしましょう。
摩擦にも弱いため、弱い水流で洗うコース(ドライコース)で洗濯することをおすすめします。脱水時間も短めにすると良いでしょう。

5.洗濯がしやすいおすすめ敷きパッド

洗濯に手間がかかったり、痛みやすい素材だと、清潔な状態を保つことが難しいです。育児や仕事で時間が敷きパッドのお手入れに時間が避けない方には、Recovery Sleepの敷きパッドをおすすめします。RecoverySleepの敷きパッドは綿100%で、洗濯機で丸洗いができます。フィットタイプなので、マットレスでも敷布団でも取り付けが簡単です。通気性に優れているため、シーズンを通して快適に使用できるの魅力の1つです。
また、鉱石が練りこまれた中綿を使用しているため、温熱効果をもたらし、疲労軽減や血行促進などの嬉しい効果も期待できます。
日々の疲れを軽減したい方、冷え性の方は一度検討してみてはいかがでしょうか。

Recovery Sleepの敷きパッド一覧

まとめ

今回は、敷きパッドの洗濯頻度と洗い方について解説してまいりました。
敷きパッドは、正しく手入れをすることで、長く使い続けることができます。
また、清潔な環境で眠ることは、次の日に疲れを持ち込まないためにも大切です。

RecoverySleepは、敷くだけで疲労軽減や血行促進の効果が期待できます。丸洗いもできて、手軽にお手入れができるため、長く清潔を保つことができるでしょう。
今までの敷きパッドで、お手入れが大変だと感じている方、疲労が蓄積して翌日まで取れない方は、RecoverySleepを使用してみることもおすすめします。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

この記事の監修者

休養 × 疲労回復の専門家
睡眠改善協議会 睡眠改善インストラクター
日本リカバリー研究所 所長

福田 英宏 (フクダ ヒデヒロ)

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(修士)卒業後、㈱Recovery Adviserを立ち上げ「休養」「疲労回復」の専門家として多くのアスリートやスポーツチーム、競技団体の競技力向上をめざした休養サポートを行う。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(修士)卒業後、㈱Recovery Adviserを立ち上げ「休養」「疲労回復」の専門家として多くのアスリートやスポーツチーム、競技団体の競技力向上をめざした休養サポートを行う。

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